フランソワ特集

一升餅とは、子供の1歳の誕生日に、
一升のお餅を背負わせてお祝いする日本の伝統行事のこと。

「一升」と「一生」を掛け、
一生、食べ物に困らないように
一生、健康でありますように
と願いをこめて子供の健やかな成長を祈る。
また、お餅の丸い形から、
円満な人生を送れるようにとの意味も込められている。

今回取材したのは、和洋菓子のフランソワの一升餅。
オンラインショップには
全国の幸せな家族からの依頼が相次ぎ、大人気。

お餅は1人の職人さんが
蒸し作業から型取りまでを手際良くこなし、
綺麗な丸みや滑らかな表面にするために、
一つ一つ丁寧に成形していく。

最後に、専用のフードプリンタで名入れをする。
名前や生年月日だけでなく、我が子の写真もプリントできる。
ベストショットがプリントされた一升餅は、一生の記念になりそうだ。

もち米は国産のものを100%使用。
食べさせてもらうと、
米の自然な甘みともっちりとした食感。
焼いてみるとこんがりパリっとした部分は薄めで上品なお餅。

一升餅のセットには、
お子様の将来を占う「選び取りカード」も含まれるため、
どのカードを選ぶか、ご家族みんなで楽しみながら占うことができる。

一升餅の重さに泣いたり転んだり、、、
表情豊かな瞬間を目に焼き付けながら、
一年の成長を喜び、これからの成長を願ってお祝いしてほしい。

1957年創業の和洋菓子専門店のフランソワ。
山口県に9店舗展開し、3世代にわたり愛され続ける。

ショーケースには、
色鮮やかなケーキやマカロン、そして和菓子がずらりと並ぶ。
スタッフの方一押しは、いちご大福。
中には大振りのいちごが丸々一個包まれている。
いちご大福ならではの
シュワッとする酸味あるいちご
そして餡の甘みのバランスが絶妙で何個でも頬張りたくなる美味しさだ。

フランソワの魅力は、和菓子・洋菓子両方を楽しめることだ。
特に、茶席でお茶とセットで出される上生菓子は、
熟練の職人が一つ一つ丁寧に手作りされている。
毎月、季節をイメージしており、見た目も美しい芸術的なお菓子だ。

フランソワの代名詞でもある、
「一升餅」の製造過程にも取材させてもらった。
是非そちらのページもチェックしてもらいたい。

フランソワ 株式会社曽呂利
山口県周南市河東町3-2
お問合せ先
TEL:0834-32-0002