車を走らせる程に雪はひたすらに落ち、
寒さの深まりを感じる。
須々万本郷は徳山から少し登った場所にある。
そこにtattaはさりげなく、しかし異質に建っていた。
tattaのお菓子の試行錯誤同様、
店舗のデザインにも端々にこだわりを感じる。
普段は忙しさからなかなか取材は難しいとのことだったが、
年末年始休業中に頼み込んで、撮影をさせてもらえた。
パティシエの西原さんは
まるでtattaのお菓子のように
ふわふわと柔らかい印象の方だが、
お菓子と向き合うと、静かに情熱を燃やしているように見えた。
時折ぽつりぽつりと迷いを口にし、思考を巡らせている。
アーティストだ、と思った。
tattaのお菓子は焼き菓子というキャンパスに
生クリーム、いちご、金箔、ドライフラワーなど様々な彩りを加えた作品のようだ。
ページ下部にリンクがあるので、
ぜひポートフォリオのような、作品集のようなtattaのInstagramを見てほしい。
撮影を終え、tattaを出ると、
雪がふわふわと舞っていた。
先ほど食べた焼き菓子を思い出した。
菓子屋tatta
山口県周南市須々万本郷1033
お問合せ先
下記のInstagramから